画家種類日本画
レア度
買取価格高い~お宝級
備考

「志村立美(しむら・たつみ)」は挿絵画家の重鎮としての実績も持つ日本画家です。

彼は1907年2月17日に群馬県高崎市で生まれました。まだ幼少のころから絵画の世界に関心を持っており、神奈川県立神奈川工業高等学校図案科に進学しました。しかし図案は自らのやりたいこととは違うと感じるようになり中退してしまいます。

1924年から山川秀峰に弟子入りし、日本画の勉強を始めました。ここで彼が生涯かけて向き合っていく美人画と出会っていくのです。

師であった山川秀峰は日本画家としてだけでなく挿絵画家としての活動も行っており、そんな師匠に勧められて立美も挿絵画家として活動していきました。さらには木版画も手掛けるなど、総合的な芸術のセンスを培っています。

彼の描いた挿絵は繊細で美しく、たちまち大衆娯楽における人気挿絵画家となっていき、彼の地位は向上しました。

その人気は当時人気絶頂だった挿絵画家・岩田専太郎とその人気を二分するほどで、彼は挿絵画家の大御所となっていくのです。

しかし晩年になるとそれまで活動の中心としていた挿絵作家をやめ、日本画家としての活動を本格的にスタートさせます。この頃からは彼自身が本当に描きたかった美人画が中心となっています。

身体の部分まで精密に描かれていることが特徴で、和服美人を描いた作品では東洋における美意識の集大成と呼べるような女性の姿を見ることができるのです。

亡くなる4年前には自らの作品集『美人百態』で日本作家クラブ賞を獲得するなど、日本画壇においても成功をおさめています。

「志村立美」が手がけた日本画には1枚につきおよそ5,000円から500,000円前後の買取金額がついています。

『志村立美』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。