画家種類日本画
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考

「清水由朗」は創価大学教育学部で教授を務めている人物であり、後進画家たちの育成にも貢献する日本画家です。

彼は1961年に和歌山県で生まれました。25歳の時に東京藝術大学絵画科日本画専攻を卒業し、その年の新興院展で初入選を果たしました。

その後も院展を中心に作品を出品し続け、奨励賞や外務大臣賞をはじめとする様々な賞を獲得しています。

2014年には内閣総理大臣賞も受ける機会があり、まさに現代の日本画の第一人者と呼べる存在となりました。

清水由朗の作品をいくつか見ていくと、その輪郭線の取り方に特徴があることが分かります。

2009年に発表された『青き屋根の塔』はそびえたつ糖を下から見上げるアングルの作品ですが、その輪郭線はあえてぼやかすように描かれています。

まるで影が出来ているかのように見えるため、全体像が少しぼやけて見えるのが印象的です。全体像がぼやけることによって、鑑賞者に解釈の余地を与えているかのようにも感じられます。

また、2010年に発表された『牧羊』は夕日に照らされている羊の群れを描いた作品です。大地の色遣いと夕日のコントラストが美しく、その間に描かれている羊の群れが強調されるように描かれているのです。

色遣いと、輪郭線の独創性は彼の作品の唯一性を演出しているのです。

『水門』という作品を見てみると、タイトルになっている門以上に水たまりに心を奪われます。

水たまりの部分が非常に写実的で、水が揺蕩う様子まで克明に描いているあたりは彼の観察眼と表現力の鋭さを感じさせる1枚になっています。

「清水由朗」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から130,000円前後の買取金額がついています。

『清水由朗』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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