画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「榊原紫峰(さかきばら・しほう)」は国画創作協会を創立した日本画家の一人です。

彼は1887年(明治20年)に京都の染織家の息子として生まれました。

染織という芸術に大きくかかわりのあるものを幼いころから見てきた彼はいつしか自らも芸術を極めようと考えるようになり、京都市立美術工芸学校で日本画を学んでいます。

これで満足することはなく、竹内栖鳳や山元春挙にも弟子入りしてさらに技術に磨きをかけていきました。

そんな紫峰が得意としたのは植物や小鳥を画題の中心に据えた「花鳥画」です。

彼が花鳥画を極めた背景には彼の生育家庭の貧しい家庭状況・社会状況があります。当時持ち家を持っていたものとそうでないものの間で差別的待遇が行われていたことに対して心を痛めており、人間世界の汚さを目の当たりにしてきたのです。

人間を見ようとするとこの様なきたない部分まで見えてしまう、だからこそ植物や鳥たちに心惹かれるものがあり、それを作品として表現していったのです。

植物に対する愛情も深く持っており、彼が良く写生に行っていた場所が都市開発でなくなってしまうという時には植物たちが死んでしまうことを悲しんで強くそれに反発しています。

この愛情はもちろん子どもたちにも注がれており、彼自身が「子どもを愛することができない人は花も鳥も愛することは出来ない。」という言葉を残しています。

彼が生涯かけて描き続けた花鳥画は、彼の植物への愛情の結晶だったのかもしれません。

「榊原紫峰」が手がけた日本画には1枚につきおよそ5,000円から50,000円前後の買取金額がついています。価値の高い花鳥図なら200万円前後となっています。

日本画・掛け軸・木版画どれをとっても素晴らしい作品がそろっており、買取金額は安定しています。

『榊原紫峰』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。