画家種類日本画
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考

「工藤甲人(くどう・こうじん)」は昭和後期から平成にかけて活躍した日本画家です。

彼は1915年7月30日に青森県弘前市で生まれました。小さい頃から絵に触れる機会が多かったことからいつしか画家の道を志していくことになります。

そうしてまずは川端画学校に入学し、日本画の基礎を学んでいきました。卒業後はさらなる知識と技術の習得を求めて福田富四郎のもとに弟子入りし、自らの作品の基礎となるものを構築していきました。

福田富四郎のもとで修行しながら展覧会に出品していた彼は1950年の創造美術展で入選し、画壇デビューを果たしました。彼の快進撃は留まるところを知らず、様々な展覧会で名誉ある賞を数多く受賞しました。

また、東京芸術大学名誉教授でも名誉教授として次世代の画家たちの育成にも取り組んでおり、現代美術界にはなくてはならない存在となりました。

そんな工藤甲人は1700年代の作家ウィリアム・ブレイクに影響を受け、創造の世界を描き始めます。

自らの作品のモチーフとして、自然界に生息する小さな昆虫や植物や動物に着目しました。これらの存在は風景画と比べるとちっぽけなものにも感じられますが、彼の筆にかかるとそのようなイメージは一掃されます。

繊細な描線で描かれた輪郭に加え、重厚な色遣いで装飾的に描かれているため、作品全体には深みが生まれているのです。小さな生命を、より雄大に感じられるのが彼の作品の醍醐味と言えるでしょう。

「工藤甲人」が手がけた日本画には1枚につきおよそ2,000円から250,000円前後の買取金額がついています。

彼の作品は東京国立近代美術館をはじめとする各地の美術館に所蔵されており、神奈川県庁に飾られていた作品が盗まれたこともあります。

それほどに彼の描き出す日本画は人気が高く、高額買取りになりやすくなっています。

『工藤甲人』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。