種類 | 日本画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~非常に高い | |
備考 | – |
「佐藤太清」は独自の風景画を確立した大正~平成時代の日本画家です。
彼は1913年(大正2年)11月10日に京都府で生まれました。両親は彼がかまだ幼いころに亡くなっており、その寂しさを紛らわすためによく絵を描いていました。
そんな寂しさを紛らわせてくれた絵を描くことは、やがて彼の生きがいとなり、画家になることを決心したのです。
18歳で上京して児玉希望に弟子入りし、ここで本格的な絵画の技術を習得しました。しかしながら画壇デビューは非常に遅く、彼が新文展で初入選を果たしたのは彼が30歳の時でした。
若い頃の作風は写生をベースとした素直な作品が多くなっています。これをベースとして彼は自分だけの新しい絵画を模索していくのです。
太清が一躍有名になったのは1966年の日展に出品された『風騒』で、この作品は日本芸術院賞と、文部大臣賞という名誉ある賞をダブル受賞する快挙を成し遂げました。
これだけの功績を積み重ねてきていながらもさらに作風の模索は終わることがなく、ついに彼は新しいジャンルの日本画を発見します。それが「花鳥風景画」です。
花鳥画と風景画はそれぞれ日本画のジャンルの一つとして確立されているものですが、この二つの絵画の特色を詰め込んだ独自の作風は、当時の人々の注目を集めました。
花鳥画と風景画、そのバランスも非常に素晴らしく、どちらの魅力も壊さずに、むしろ全体を通してお互いを引き立て合っているのです。
花鳥風景画の代表作としては『朝霧』が挙げられるでしょう。
「佐藤太清」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,00円から200,000円前後の買取金額がついています。一部では100万円程度の花鳥図もあります
彼にしか描くことのできない独自の花鳥風景画は、高額買取り対象となっています。
『佐藤太清』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。