画家種類日本画
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考

「大山忠作(おおやま・ちゅうさく)」は日展の会長を務めたこともある日本画家です。

彼は1922年5月5日に福島県で生まれました。福島県は自然豊かな場所であり、近くに阿武隈川などがある環境で育った彼は、この地で美的感覚を養っていきました。

小学校を卒業後、東京藝術大学に進学しましたが、第二次世界大戦のため繰り上げ卒業となり、戦地に赴くことになってしまいます。

戦後、無事に帰ってきてから再び作品に向き合おうとした彼でしたが、しばらくは絵が手につかないというスランプの状態に陥ってしまいました。

しかしたまたま立ち寄った第1回日展で作品を見ているうちに絵画に対するモチベーションが回復し、それ以降は自らの作品作りに邁進していきました。この時描き上げたのが日展で初入選を果たすこととなる『O先生』という作品です。

入選という栄誉を勝ち取りながらも現状に満足する事がなく、山口蓬春に弟子入りした彼はさらにその技術を高めていきました。

彼の作品の中で最も有名なのは「鯉」をモチーフとした作品の数々でしょう。

彼の描き出す鯉は今にも動き出しそうなくらいの躍動感が特徴的です。さらにその周辺を流れる水にも命を吹き込んでおり、描き出された空間そのものに立体感を与えています。

水槽の中のワンシーンをそのまま立体的に取り出してきたかのようなリアリティが彼の作品の魅力なのです。

鯉をモチーフとした作品が多いものの、彼自身多彩なものに興味を示しており、花鳥図や風景画など様々なジャンルの作品を残しました。

「大山忠作」が手がけた日本画には1枚につきおよそ7,000円から400,000円前後の買取金額がついています。

彼の作品の中でも2匹の鯉を描いた『双鯉』は人気が高くなっており、そのぶん高額で査定してもらえる可能性が高くなっています。

『大山忠作』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。