種類 | 日本画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 高い~非常に高い | |
備考 | – |
「小茂田青樹(おもだ・せいじゅ)」は「詩情の画家」とも呼ばれる日本画家です。
彼は1891年(明治24年)10月30日に埼玉県川越市で生まれました。
両親は呉服商を営んでおり、もともとは小島という苗字でした。しかし5歳の時に養子になった際に「小茂田」という苗字に変更されました。
彼の画家としての人生は17歳の時にスタートしています。その年に上京し、「安雅堂画塾」に入門しました。なんと時を同じくして彼の終生のライバルとなる速水御舟も全く同じ日に入門したというのはあまりにも有名なエピソードです。
二人は同じところで修業していく中で、お互いに切磋琢磨していきました。
さて、彼が日本画家として終生追い求めていたテーマは「日本画」と「洋画」の融合でした。
日本画がもつ装飾性と、洋画が持つ写実性のバランスをとることを第一目標としていましたが、これは困難を極めました。
装飾性を過剰につけた場合には、そこに写実性は生まれず、ありのままを描く写実性を過剰に意識してしまうと今度は装飾性が失われてしまうからです。
彼は長い年月をかけて試行錯誤を繰り返し、絶妙なバランスで描かれる日本画をつくりあげたのです。
特に1930年に発表された『春の夜』という作品はその真骨頂であり、描かれている動物は写実的に、しかしながら背景を含む全体像は装飾的に描かれている名作です。
若いころからの同胞であり、宿命のライバルであった小茂田青樹と速水御舟、彼らが二人とも40代の半ばで亡くなっているという事実は、運命の思し召しだったかのようにも感じられます。
「小茂田青樹」が手がけた日本画には1枚につきおよそ3,000円から120,000円前後の買取金額がついています。
『小茂田青樹』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。