画家種類洋画
レア度
買取価格少し高い~お宝級
備考

「岡田三郎助」は明治時代から昭和時代に活躍した洋画家です。

彼は明治2年1月12日に佐賀県で生まれました。もともと肥前藩の名家であった石尾家に生まれましたが、18歳の時に岡田家の養子となりました。

岡田家の養子になるのとほぼ同時期から絵の勉強を始めており、曽山幸彦・堀江正章からその技能を学びました。

そんな彼に洋画家としての転機が訪れたのは1984年のことです。知人で会った久米桂一郎の紹介で黒田清輝と出会ったのです。

彼はそれまで古典的な技法のみを習得していたため、実際にフランスにわたって技術を習得してきた黒田清輝の作品には非常に衝撃を受けたのです。そして自らも同じ技術を得るため、フランスへと渡りました。

フランスでは黒田も師事したラファエル・コランに弟子入りし、日本の洋画界にはなかった新しい技術をここで習得したのです。帰国してからは黒田とともに東京美術学校の教授に就任しました。

上記のような経歴を持つ岡田三郎助は特に「女性像」を描くのを得意としていました。西洋の新しい技法を取り入れながらも、日本的な美の色合いを残した名作を数多く残しています。

彼の代表作である『婦人像』は窓辺で頬杖をつく女性の姿を描いた作品です。長い髪を美しいものとする日本古来の感覚から離れ、モチーフの女性はショートカットになっています。

この作品からは現代的な美人女性の雰囲気を感じることができ、まさに21世紀を生きる私たちの時代の美人像を予測していたかのような作品になっています。

さらに物憂げな雰囲気で佇む女性からは、ため息が出てしまうほどの色っぽさをがあります。

「岡田三郎助」が手がけた洋画には1枚につきおよそ20,000円から1,000,000円前後の買取金額がついています。

『岡田三郎助』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,買取実績のある専門業者に申し込む

洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。

しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。

骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。

2,査定は2社以上がおすすめ

骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。

業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。

そのため、2社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。

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