画家種類洋画
レア度
買取価格少し高い~非常に高い
備考

「小磯良平(こいそ・りょうへい)」は赤坂にある迎賓館の大広間にある壁画を制作した洋画家です。

彼は1903年7月25日に兵庫県神戸市で生まれました。彼の生まれた神戸市は異国との交流が他の地域に比べて多い地域であり、彼は「洋のもの」に触れることが多い少年時代を過ごしました。

高校を卒業して東京美術学校の西洋画科に進学し、猪熊弦一郎・岡田謙三といった同級生らと交流を持っていました。

美術学校在学中から注目の若手画家として知られており、1925年の帝展において『兄妹』で入賞を、1926年にはなんと学生でありながら『T嬢の像』で特選を獲得しています。

当然のように美術学校を首席で卒業したのちは、国内ではなく海外に刺激を求め、フランスに渡ります。実際に異国の空気を肌で感じ、文化に触れていく中で彼の洋画はさらに洗練されていったのです。

彼の作品は「女性像」と「風景画」がメインになります。女性像については優しいタッチで誰にでも親しみやすい雰囲気を持っているのが特徴的です。特に彼自身肖像画を得意とし、群像で傑作を残しています。

また、風景画については優れた色彩感覚で描かれた町並みがメインとなり、その明るい色彩から鑑賞者の心を和ませることでしょう。

小磯良平は優れた才能と技術を持った洋画家でしたが、その才能の上に胡坐をかくことなく、常に新しい刺激を求め続けていました。そんな貪欲さこそが、彼をさらなる高みに引き上げたのです。

さらに彼は後輩の育成にも力を入れていた画家であり、東京美術学校で教鞭をとっていました。

「小磯良平」が手がけた洋画には1枚につきおよそ20,000円から500,000円前後の買取金額がついています。

女性が題材の作品では1,000万円を超えるものもあります。

『小磯良平』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,買取実績のある専門業者に申し込む

洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。

しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。

骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。

2,査定は2社以上がおすすめ

骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。

業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。

そのため、2社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。