種類 | 日本画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~高い | |
備考 | – |
「室井東志生」は五代目坂東玉三郎をはじめとする有名人をモデルとした作品の数々で一世を風靡した日本画家です。
彼は1935年(昭和10年)2月25日に福島県で生まれました。本名は利夫といい、中学生時代から日本画にあこがれを抱いていました。
高校を卒業してから上京し、東京にある美術学校に通うようになりましたが体調を崩してしまい福島に帰り、地元の中学校で教員として働く事となります。
しかしそれでも絵に対する情熱を捨てきれず、教員として勤務しながらも合間を縫って作品を仕上げ、総合美術展覧会に出品を重ねていました。
運よく総合美術博覧会の審査員を務める人物と交流を持つ機会があり、再び上京、橋本明治に弟子入りしました。
以後彼の創作活動の多くは、橋本明治とともに行われるようになります。
橋本明治の助手として手がけた作品には皇居の中にある日本画『桜』や1967年に行われた法隆寺金堂壁画再現模写があります。
橋本明治のもとで様々な経験を経て、彼は自らの日本画の探求も怠っていませんでした。1978年の日展では『女人』という作品で特選を獲得しています。
その後も2004年制作の『青曄』では内閣総理大臣賞を授かりました。
彼の作品の特徴は女性像の描き方にあります。
彼は花などのスタンダードな作品も描いていますが、現代的な女性を描いた作品も数多く存在します。
中でも『芽生』という作品は少女の姿を描きながらもそこには大人に向かう色っぽさがあります。
他の作品群を見ていくと気品と妖しさのバランスに優れた描写が独特で、特に男性陣の心を虜にすることでしょう。
「室井東志生」が手がけた日本画には1枚につきおよそ15,000円から50,000円前後の買取金額がついています。
『室井東志生』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。