【村山徑】の買取価格、相場と詳細について

「村山徑」は戦後における日本美術界を牽引した日本画家として知られています。彼は1917年に新潟県柏崎市で生まれました。

幼いころからよく絵を描いていた彼はもっと絵について学びたいと思うようになり、同じ新潟県の日本画家である尾竹国観に弟子入りしました。

幼いころからプロの日本画家から指導を受けるという一種の英才教育を受けていった彼は厳しい指導の中でも絵画への愛情を失わず、さらに絵画の世界への関心を高めていきました。

その後は川端画学校と太平洋画学校という二つの学校に通うようになり、在学中から多くの賞を受賞していました。そして、1943年には院展において初入選を果たしました。

太平洋戦争の際には従軍画家として戦地に赴いたものの、無事に帰還した彼は戦後さらにその活躍の場を増やしていきます。1958年から1959年には日展において2年連続の特選を獲得しました。

そんな彼の作品においてモチーフのなっているものは山岳や高原といった自然が中心となっています。

また、そこに生息する動物にもスポットライトを当てており、特に「馬」は彼が得意としたモチーフの一つでした。

自然を描くにせよ、動物を描くにせよ豊かな色彩表現を駆使して独特の世界観を構成しており、そこに描かれたものからは躍動感とともに生命の力強さを感じ取ることができるのです。

「村山徑」が手がけた日本画には1枚につきおよそ2,000円から50,000円以上の買取金額がついています。

オークションなどで彼の作品が出品されることはほぼなく、かなり希少価値が高い画家と言えます。

また、山などの風景を描くことの多かった関係上、作品の中にも掛け軸といったものも存在します。

『村山徑』を損せず高額買取してもらう方法とは？

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら２社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。