画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

現代を生きる日本画家の一人である村上裕二(むらかみ・ゆうじ)、彼が作品の中で描き出してきた世界とはいったいどのようなものだったのでしょうか?

彼は昭和39(1964)年10月9日に東京都で生まれました。23歳で東京藝術大学を卒業した彼はその翌年に『岩間の水』という作品で院展で入賞を果たしました。

これ以後院展は彼の活動拠点として、様々な作品を出品してきました。

2006年には足立美術館賞を受賞しました。この時の受賞作である『ミャーゴの港から』はギリシャの漁港を描いた作品で、船の上にはたくさんの猫が描かれています。

これらは人間と猫が共存する平和な世界を描き出しているのです。細部もしっかりと描き込まれており、1匹ごとに異なる猫の姿や出港する船の躍動感なども余すところなく再現しています。

このように、彼は異国情緒あふれる作品を数多く手がけました。もう1つ、彼独自の取り組みを表すものが『特撮の世界との融合』です。

日本画と特撮は一見すると全く異なるテーマのように思えますが、ウルトラマンや仮面ライダーといった世界観を日本画で表現しています。

子どもにも人気の特撮ヒーローが、彼の世界観によって新しい姿に生まれ変わっているのです。

怪獣一匹とってもそこには特撮で見られるような恐ろしさは感じられず、どこかコミカルに描かれているのが特徴的です。

まとめると、村上裕二は「他の日本画家にはないテーマを自ら設定し、独自の世界観を築き上げていった人物」であると言えるでしょう。

そんな「村上裕二」の描いた日本画には1枚につきおよそ10,000円から50,000円前後の買取金額がついています。

『村上裕二』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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