種類 | 日本画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 高い~非常に高い | |
備考 | – |
「堅山南風(かたやま・なんぷう)」は戦後期において、新しい日本画を模索した日本画家の一人です。
彼は1887年(明治20年)9月12日に熊本県熊本市で生まれました。幼いころに両親を亡くすという不幸に見舞われながらも、祖父のもとで元気に育っています。
小学校に入学し、1年生の時に写生したザクロが当時の美術教師に大絶賛されるなど幼いころからそのセンスの高さをうかがわせていました。
1909年に上京して高橋広湖に師事し、絵画の技術を学んでいきながら自らの作品作りも行っていきます。そして文展をはじめとした展覧会にも出品していきましたがいずれも落選、苦しい状態が続いていました。
しかし1913年の文展に出品した『霜月頃』が2等賞を獲得し、本格的に画家としての人生をスタートさせます。この時の作品は横山大観から絶賛され、生涯南風は大観に師事していくことになります。
大観が戦後に日本美術院を復興させると、南風もそちらに参加、活動の拠点を文展から院展に変更しました。
戦後、意欲的に院展に出品しますが再度スランプに陥ったためか落選する状況が続いたため、彼は心機一転インドに修行に出かけます。これが彼の大きな転機となっていきました。
帰国後は既存の日本画に疑問を感じ、肖像画を連作するといった今までにない画風の作品を次々と世に送り出していき、当時の日本画壇に大きな影響を与えました。
日本画の伝統から目を背けずに、新しい境地を開拓したことが、彼の最大の功績なのです。
「堅山南風」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から150,000円前後の買取金額がついています。
戦後日本画壇に大きな影響を与えた彼の作品は高額買取りの対象となります。
『堅山南風』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
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