種類 | 日本画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~高い | |
備考 | – |
「曲子光男(まげし・みつお)」は昭和中期から平成にかけて活躍した日本画家の一人として知られています。
彼は1915年(大正4年)3月12日に北海道で生まれました。5歳で父親を亡くすという不幸に遭いながらもたくましく育って行った彼は10歳の頃に京都の親戚の家に引き取られました。
この時彼を引き取ったのが友禅業に従事していた曲子光峰であり、彼の養子となった光男は友禅染という芸術品に触れていく中で芸術への関心を高めていきました。
こうして1927年から京都市立美術工芸学校に通うようになり、卒業後には京都市立絵画専門学校に進学しました。
京都市立絵画専門学校では西山翠嶂などの名だたる日本画家たちから指導を受け、刺激を受けています。
さらに1935年からは堂本印象に弟子入りし、彼が主催する画塾・東丘社に入門しました。
様々な場で研鑽を積んだ彼はついに1936年の文展で初入選を果たし、それ以降は東丘賞を受賞するなど順調な画家人生を歩んでいきました。
一時期は戦争に駆り出され、バンコクに出征するも、終戦後は再び筆をとるようになり、1947年には再び入選しています。
彼の作品の特徴は「重厚」の一言に尽きます。
荘厳な自然をモチーフに描くことが多かった彼の作品には険しさや厳しさが如実に表れています。幾重にも塗り重ねられた岩絵の具がその重厚な描写を演出しているのです。
また、風景の中でも自らが生まれ育った北海道や北陸の自然をテーマとすることが多いのも特徴です。
「曲子光男」が手がけた日本画には1枚につきおよそ1,000円から30,000円前後の買取金額がついています。
彼の作品の多くは販売価格が15万円から20万円の間であり、売却した場合の金額もそこまで高くはなりにくくなっています。
『曲子光男』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。