画家種類日本画
レア度
買取価格高い~お宝級
備考

「後藤純男(ごとう・すみお)」は約10年間にわたって東京藝術大学美術学部で教鞭をふるっていた日本画家です。

彼は1930年1月21日に千葉県野田市で生まれました。小中学生の頃から絵をよく描いており、中学校卒業後は山本丘人に弟子入りして絵画の基礎を学びました。

その後すぐに画家にはならずに小学校・中学校で教員として働きながらさらなる研鑽を積んでいます。1949年には山本丘人の紹介で田中青坪に師事する事となり、また新たな技術を習得しました。

これらの努力が実を結んだのは彼が22歳になった1952年で、院展において初めての入選を果たしました。この時5年間にわたる教員生活に終わりを告げています。

さて、後藤純男の作品を見ていくと、奈良や京都をはじめとすることの景色や日本の四季をテーマとしたものが多く見られます。特に古都を描いた作品の代表としては『雪の銀閣』や『京の金閣寺』などが挙げられます。

また、四季の中では冬の景色を描いた作品が多く、『雪の塔映』は今でも多くの鑑賞者の心を魅了し続けています。

彼自身が真言宗のお寺に生まれたこともあり、神社仏閣を描いた作品は一種の神々しさや荘厳さを感じることができるでしょう。
1993年には真言宗総本山である長谷寺に『夏冬山水』という襖絵を奉納しました。

日本画家として不動の地位を築いた彼の活動の幅は非常に広く、国内ではネスカフェのCMに出演したこともあります。

また海外でも作品は非常に高く評価されており、1982年からは中国の西安美術学院で名誉教授に就任しています。

「後藤純男」が手がけた日本画には1枚につきおよそ5,000円から550,000円前後の買取金額がついています。

『後藤純男』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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