画家種類日本画
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考

「堂本元次」は戦後から平成時代に活躍した日本画家です。

彼は1923年4月9日に京都府京都市で生まれました。父親は日本画家として知られる堂本印象であり、そんな彼の長男として生まれた彼もまた幼いころから日本画家を目指していました。

日本画の勉強をするために京都市立絵画専門学校に通い、卒業したところまで彼の人生は順調でした。しかしこの時戦争が勃発し、彼も学徒出陣を強いられることになってしまったのです。

学徒出陣の一環で広島に向かっていた彼は運悪く被ばくしてしまいます。身体は傷ついたものの、絵に対する情熱・感情は全く傷つくことなく、その高いモチベーションを保っていました。

こうして被爆者になるというハンデを背負いながらも終戦後は自らの作品作りに従事していきました。その努力が実ったのは1947年の日展で、『石庭』という作品で初めて入選しました。

ここから先は数々の入賞歴を持つ彼ですが、中でも1982年に内閣総理大臣賞を獲得したことは特筆すべきでしょう。

この時受賞作品となった『土匂う』という作品は写実的にモチーフとなった場面を切り取っていながらも、どこか幻想的な雰囲気を感じさせる非常に彼らしい作品となっています。

さらに1977年には日中文化交流使節団のメンバーとして中国を訪れるなど、日本画という狭い観点だけでなく、文化という広い観点でも功績があります。

「堂本元次」が描いた日本画には1枚につきおよそ2,000円から600,000円前後の買取金額がついています。

リトグラフの作品は数千円の価値しかありませんが、しっかりした日本画であればかなりの買取金額を期待できることでしょう。

中でも秋の湖畔と紅葉を美しく描き出している『秋の湖畔』はオークション等でも200件近い落札がある人気の高い作品となっています。

『堂本元次』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。