画家種類日本画
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考

「徳岡神泉」は1966年に文化勲章も受賞した実績のある日本画家です。

彼は1896年2月14日に京都市で生まれました。13歳という若さで土田麦僊に紹介される形で画塾竹杖会に入った彼は、ここで本格的な絵の技術を学んでいくこととなります。

1910年には京都市立美術工芸学校の絵画科に入学します。ここで彼の才能は大きく花開いていくこととなり、金牌・銀牌を獲得しています。

それだけにとどまらず彼が卒業制作で製作した作品『寒汀』は同学校が購入するほどに素晴らしい作品でした。

ここまでは画家として非常に順調な歩みを見せていた彼ですが、数々の賞に出品するもののなかなか受賞することができないという挫折を味わいました。

周りの人間たちが次々と入賞を果たしていく中で一人落選を繰り返してしまったことから一時期は人間嫌いになり、人と会うのを嫌がるという時期もありました。

長い間スランプに陥っていた彼でしたが、ついにそれを脱するときがやってきます。

1925年の帝展で初入選を果たしたのです。この時実に出品し始めてから12年が経過しており、彼にとっては念願の入選だったに違いありません。

さて、徳岡神泉の作品の特徴は時に「神泉様式」と呼ばれることもある幽玄な雰囲気の描き方にあると言えるでしょう。

中でも1947年に発表した『赤松』は日本画ではないとまで言われていましたが、のちのちになってその幽玄さや特徴的なタッチが認められ、彼の代表作となりました。

「徳岡神泉」の真筆には数十万円から300万円程度の価値がついています。

複製画には1枚につき20,000円から150,000円前後の買取金額がついています。

作品の中には日本画だけでなく掛け軸も存在しており、掛け軸を査定に出す場合にはもともと付属していた箱も一緒に査定に出すように心がけましょう。

『徳岡神泉』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。