【堂本印象】の買取価格、相場と詳細について

「堂本印象（どうもと・いんしょう）」は大正から昭和にかけて活動していた人物で、特に絵画でも評価されている日本画家です。

彼は1891年12月25日に京都で生まれました。生まれつき手先が器用であった彼は京都市立美術工芸学校を卒業後、西陣織の職人として図案を描く仕事をしていました。

しかし1910年に突如日本画家を目指すようになり、京都市立芸術大学に入学しました。1919年には帝展に初めて出品した作品で入選を果たしています。

その後も特選を受賞するなど日本画壇を代表する画家の一人となった彼でしたが、そこで満足することなく自らの画力をさらに進化させようと目論みました。

今まで触れてこなかった抽象画や障壁画といった分野にも積極的に関わっていき、その活動範囲を広げていきました。

彼の作品には『特徴がない』という特徴があります。一人の作家が描いた作品にはどうしても一定の傾向があり、似た作風のものが出てきてしまうものですが、堂本印象の作品に関してはそれがありません。

これは彼自身日本画だけでなく、洋画や障壁画、抽象画といった様々なジャンルの絵画に触れてきており、それらを自身の感覚で調合していたからだと思われます。

彼はバリエーション豊かな作品を次々と生み出していった人物だったのです。

「堂本印象」が手がけた複製画には1つにつきおよそ10,000円から50,000円前後の買取金額がついています。

版画作品は突出して高い買取金額のものは存在しませんが、肉筆作品については総じて20万円から50万円の価値がついています。

彼は中古市場において非常に人気の高い日本画家の一人なので、他の画家たちよりも高値での買取りを期待できるかと思います。

『堂本印象』を損せず高額買取してもらう方法とは？

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら２社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。