画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~非常に高い
備考

「伊達良」は2018年に開催された春の院展でも入選した女流日本画家です。彼女は1962年(昭和37年)に香川県の小豆島で生まれました。

絵画に対する関心が高く、1987年に東京藝術大学大学院の大学院を卒業しています。

大学院では日本画家の大御所、平山郁夫の研究室に属し、彼のもとで研究の日々を送りました。

1987年は彼女にとって飛躍の年でした。春の院展、院展と立て続けに初入選を果たし、日本画家としての知名度を上げています。

その後、日本画家としての活動をスタートさせた彼女はその実力が認められて1989年に若くして薬師寺・仁王像の彩色を担当しました。

1991年には東京セントラル日本画大賞展で佳作賞を受賞することで将来をさらに期待されるようになります。その期待に応えるかのように1993年にも全国更生保護婦人連盟会長賞を獲得して、さらに作品が外務省に買い上げされるという名誉を得ています。

こうして、彼女は現代の女流画家の中でも高い実力を持っていると言われるようになったのです。

さて、彼女は風景画を描くのを得意とする日本画家です。そのなかに花鳥画の要素も取り込んだ彼女特有の作風を持っています。

『向春』という作品はまだ雪の残る土地の空を2羽の鳥が羽ばたいているところを描いた秀作です。ちょうど雪解けの時期なのでしょうか、雪景色がまだ広がっていながらも空は雲一つなく、大空を鳥たちが羽ばたく様子は見ていて非常に清々しい気持ちにさせてくれます。

晴れ渡った空は、これから春に向かって暖かい陽気に向かっていくという気配を感じさせてくれるのです。

「伊達良」が手がけた日本画には1枚につきおよそ5,000円から120,000円前後の買取金額がついています。

『伊達良』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。