画家種類日本画
レア度
買取価格高い~お宝級
備考

「伊藤小坡(いとう・しょうは)」は明治から昭和にかけて活躍した女流画家で、上村松園に続く画家として注目を集めた人物です。

彼女は1877年(明治10年)4月24日に現在の三重県伊勢市で生まれました。

幼いころから茶の湯や古典文学を習うなど教養が豊かな少女であり、新聞小説の挿絵を模写するなど絵に対する興味もあわせもっていました。

18歳の頃には本格的に絵の勉強をするために磯部百鱗に師事しています。

その後京都に出た彼女は谷口香キョウに弟子入りするようになり、同時に漢字や国語も教わるようになりました。

この時身に着けた教養は後の彼女の歴史風俗を描いた作品に生かされていくことになります。

1905年に童門の弟子と結婚し、3人の娘を授かりました。この頃彼女の人生は日本画家としても、女性としても絶頂期にあったのです。

当時の作風は妻としての体験が生かされた当時の女性風俗が描かれた作品が多くなっています。日常の何気ない一コマを取り出したかのような作品は現在の女性が見ても共感するものがあります。

晩年になると一転してその作風は歴史風俗画へと変化していきます。歴史上の出来事や当時の人々の生活などを描く作品が増えていきました。

時代によって2つの作風がありますが、どちらも女性をテーマにしているという点で共通しています。作風は違えど、彼女が女性を見ている視点は同じだったのです。

「伊藤小坡」が手がけた日本画には1枚につきおよそ2,500円から500,000円前後の買取金額がついています。

彼女の夫でもある伊藤鷺城とともに合作で作り上げた掛け軸も存在しており、そちらはインターネットオークションでも100件以上の落札がある人気作品となってインす。

もしお持ちの場合には相当な高額で売却できる期待大です。

『伊藤小坡』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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