画家種類日本画
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考

「伊藤深游木(いとう・みゆき)」は現代女流画家の一人です。

彼女は1954年に東京都で生まれました。1983年に東京芸術大学の日本画専攻を卒業し、その翌年には院展に『浅茅ヶ宿』で初めての入選を達成しています。

しかし入選という栄光に甘んじることなく、大学院に進学します。ここで平山郁夫から更なる技術を教わり、彼女の作品はさらに洗練されていったのです。

1985年には大学院を修了しますが、その卒業制作は最も優秀なものとして表彰されるなど、その実力は学内でも高く評価されていました。

その後も院展での活動を中心に出品を重ねていき、複数回の入選や受賞歴を誇っています。外務省買い上げされた作品が非常に多い日本画家でもあり、『春馨る』をはじめとしてなんと5度にわたって作品が買い上げされました。

そんな日本画家として順調そのものの経歴を歩んできた伊藤深游木の作品ですが、風景画と花鳥画の2種類が中心となっています。

これは師である平山郁夫の影響が大きく、彼の得意としていたものをそのまま継承した形になっています。

しかしそれを描くタッチは師のものとは大きく異なっており、女性らしい柔らかな描線や細かい描写まできっちりと行っているなどの点が特徴的です。
女性だからこそできる視点や作品におけるこまやかな心遣いを感じることができるのが彼女の作品の魅力なのです。

また、花を描いた作品は花をあくまでも中心に据え、他によけいなものをあえて描かないことによって独自の世界観を形成しています。

「伊藤深游木」が手がけた日本画には1枚につきおよそ15,000円から130,000円前後の買取金額がついています。

日本画ではなく色紙レベルの作品も存在しますが、そちらは売却しても数百円とかなり安値になってしまう可能性が高いです。

『伊藤深游木』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。