画家種類日本画
レア度
買取価格高い~お宝級
備考

「奥田元宋」は妻とともに芸術家であり、近代画家の巨匠とされる日本画家です。彼は1912年(明治45年)6月7日に広島県三次市で生まれました。

10歳の頃には当時の図画教師・山田幾朗の影響もあって芸術の世界に興味を持っていました。

19歳の頃には上京し、児玉希望に弟子入りしました。そこで絵画技術を学んでいきましたがその技術に疑問を感じた彼は一度師のもとを離れ、文学や映画など様々なものに触れていきました。

児玉希望からの教えと、自らが触れていった様々なジャンルのものからヒントを得て描いた作品『三人の女性』で彼はついに文展での初入選を果たしました。

その後も1938年には『盲女と花』で特選を獲得するなど、注目の若手画家として知名度を上げていきました。その後は戦争の影響で広島に疎開し、制作活動を一時中断しています。

戦後になってから再び絵を描き始めた彼は『待月』で1949年の日展の特選に選ばれました。さらには1962年には『磐梯』が文部大臣賞とともに作品が文化庁に買い上げされるという二つの名誉を手にしています。

さて、彼の作品の最も大きな特徴は「元栄の赤」といわれる赤系統の彩色の使い方にあります。

1975年に発表された『秋獄紅樹』はそれを象徴する作品であり、一面紅葉に染まる秋の風景を巧みに描き出しています。

彼の風景画は地元である広島県三次市の風景を映し出したものが多く、地元の人にも愛されています。

2006年にはこの地に彼と人形作家であったその妻・奥田小由女の二人にちなんで奥田元宋・小由女美術館が開館しました。

「奥田元宋」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から200万円前後の買取金額がついています。秋の風景の作品では400万円になることもあります。

『奥田元宋』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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