画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「横山操(よこやま・みさお)」は昭和時代を代表する日本画家で、多摩美術大学の教授を務めていた人物です。

彼は1920年(大正9年)1月25日に新潟県燕市で生まれました。もともとは洋画家を目指しており、14歳の時に上京・洋画家に弟子入りします。

修行の日々に明け暮れた彼は18歳の時に光風会展の『街裏』(油彩画)で入選を果たしました。

しかし当時の彼の師匠は彼の絵の才能は洋画ではなく日本画でこそ発揮されるものだと見抜き、日本画への転向を勧めました。そして、彼は日本画への転向を決断します。

日本画の世界においてもすぐに頭角を現し、1940年には青龍社の主宰する展覧会で入選を果たします。

一時期は戦争によって制作活動を中断するも戦後の1950年ごろから再び制作活動を開始し、1956年には自身初となる個展を開催しました。

そんな彼に転機が訪れたのは1960年のことです。この時自らの作品に伸び悩みを感じていた操は自らの作品を焼却してしまいます。今までの自分の作風との決別を意味したのでしょうか。

それ以来彼は今まで描くことのなかった「赤富士」をテーマに連作を展開し、一躍人気作家の座に就くことになります。

その作風は一言でいうと非常に力強いと言えます。

一見粗削りに見えるほどの荒々しさを持っていますが、そこには富士山が持つエネルギーが感じられるのです。

加山又造は同じ時代に活躍した日本画家であり、作風は全く異なっていました。しかし作風は違えど、お互いの実力の高さは認めあっており、この二人は終生のライバルでした。

買取価格は複製画の場合10,000円から50,000円前後の買取金額がついています。

真筆の富士山画であればだいたい400万円程度の買取価格となっています。

『横山操』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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