画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「山本知克(やまもと・ともかつ)」は昭和~平成に活躍した日本画家で、金沢美術工芸大学名誉教授を務めたこともある人物です。

彼は1927年(昭和2年)1月14日に日本画家として活動していた山本倉丘の長男として生まれました。

最も身近な人物の一人である父親が画家をしていたこともあり、彼自身も子供のころから絵の持つ魅力にひかれていきます。

こうしていつしか画家を志すようになった彼は昭和23年に京都市立美術専門学校を卒業しました。専門学校で日本画の技術を習得するだけでなく卒業後には堂本印象に弟子入りし、さらに自らの作品に深みを持たせるべく研鑽を続けていきました。

こうした努力が実り、1947年には日展で初入選を果たしました。しかし彼はこれに満足することなくさらに高みを目指して技術だけでなくモチーフ探しにも没頭していきました。

彼の初期の作品には日本の風景画が数多く見られ、特に緑が豊かな風景を描くことに夢中になっていました。青々と茂る植物にこそ魅力を感じ、その魅力を最大限に生かす構図が特徴的です。
この様な作風があったにもかかわらず、彼はさらに作品を改良するために試行錯誤をしていきました。

こうして彼が行きついたのは「ヨーロッパの風景」を日本画として描き出すことでした。

日本画は通常、日本の風景や動植物を描き出すことが多かった中で、彼はあえて外国の風景を選択したのです。彼自身がヨーロッパの風景に大変魅せられてしまったというのが理由としては大きいのでしょう。

風景だけでなく、そこにある建築物をもよく観察し、独自の視点で描き出した日本画は、まさに山本知克にしか描けない世界観という事が出来るでしょう。

「山本知克」が手がけた日本画には1枚につきおよそ3,000円から40,000円前後の買取金額がついています。

『山本知克』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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