【児玉希望】の買取価格、相場と詳細について

説明記事

「児玉希望（こだま・きぼう）」は水墨画で一世を風靡した日本画家です。

彼は1898年7月5日に現在の広島県安芸高田市で生まれました。子どものころから絵画に触れる機会の多かった希望はわずか13歳の若さで武士図を描き切ってしまいます。このエピソードは彼の高い才能を垣間見ることができます。

才能豊かだった彼は20歳になると画家を目指し上京、川合玉堂に弟子入りしました。ここで本格的な日本画の技術を習得すると弟子入りからわずか3年で帝展に初入選しました。

この時彼は初の出品であり、初出品にして入選を果たした彼の才能は当時の日本画壇でも注目の的となりました。

その後も秀作の出品しており、30歳の時には特選を獲得、若手日本画家の中でも高い実力を持つものとしてその名を轟かせていきました。

当時の彼の作風は色彩の巧みさが特徴的で、その色合いは高い評価を受けていました。

しかし、これらの評価に対して「日本画はあくまでも全体像を楽しむものであって、色彩のみ（絵の具のみ）を楽しむものではない」と考えるようになります。

そうして彼の新たな挑戦が始まるのです。

色々な画材をモチーフとして絵を描いていくだけでなく、ヨーロッパにいき洋画の勉強もしていく中で彼は自らが描くべきものを発見するのです。それが希望の得意とした水墨画でした。

試行錯誤の上に完成された水墨画は彼の集大成と言えるもので、国内外から絶賛されることとなりました。

「児玉希望」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から150,000円前後の買取金額がついています。

彼の日本画が描かれたものの中でも空間を彩る掛け軸は現在でも人気が高く、10万円近い相場を持つものも存在します。

『児玉希望』を損せず高額買取してもらう方法とは？

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら２社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。