画家種類日本画
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考

「小野竹喬(おの・ちっきょう)」は戦前・戦後ともに日本画の重鎮として君臨していた人物です。

彼は 1889年(明治22年)11月20日に岡山県笠岡市で生まれました。17歳の時から自らの憧れの日本画家であった竹内栖鳳に師事しており、師匠から自らの画号である「竹喬」という名前を授かりました。

さて、彼の作品の特徴ですが、大別すると2つの時期別にみることができます。

1つ目の初期の作風で、師匠の写生を重んじる考え方、近代的な西洋画、南画の影響を受けています。その代表作とされているのが1916年の文展で特選を獲得した『島二作』という作品なのです。

しかし翌年からなかなか入選しないというスランプ状態に陥り、西欧に工場のヒントがあるのではないかと考えた彼は渡欧しました。

そしてヨーロッパを巡っていく中で東洋画の主軸として考えられていた線描の重要性に再び気づいた彼は、帰国後に南画の形式をとりながら線描を大事に扱った作品を生み出していったのです。

2つ目は彼の晩年によくみられる作風です。上述の通り、南画に影響を受けた優れた絵画を数多く制作した小野竹喬でしたが、1939年ごろになると南画から日本画や大和絵がもつすばらしさに気付いたのか、日本画の原点に回帰したかのような作品が増えていきます。

この時期の作品たちには日本に存在する「四季」に特に着目したうえで、それを独自の視点で描き出していくという特徴を持っています。

新冬を描き出した『秋陽』や真冬の厳しい寒さを描き出している『深雪』がその時期の代表作として挙げられるでしょう。

「小野竹喬」手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から100,000円前後の買取金額がついています。

『小野竹喬』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

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日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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