種類 | 日本画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~高い | |
備考 | – |
「小野具定(おの・ぐてい)」は太平洋戦争において戦地に赴き、報道用スケッチを行っていた日本画家です。
彼は1914年(大正3年)2月16日に山口県で生まれました。中学校時代から絵に取り組んでおり、個人指導の中で油絵の勉強をしていました。
17歳になってから上京し、川端画学校に入学すると洋画を本格的に学びましたが、自らの肌に合わなかったためか2年後に日本画に転向しました。
日本画に転向してからわずか1年というキャリアの短さにもかかわらず、その翌年には東京藝術大学の日本画科に合格し、在学中に『小春』という作品で院展に入選した実績を持っています。
その後は百貨店の美術部で勤務していましたが、戦時中には戦争記録画の制作をするために戦地に赴き、その様子を描き続けました。特に南方基地が当時の彼の活動拠点であり、いくつかの作品が残されています。
この当時の代表作は、1944年に発表された『第二ブーゲンビル島沖航空戦』です。
戦後になってからは美術の先生として学校で教壇に立つ傍らで再び日本画家としての活動をスタートさせ、1947年には『木枯の頃』で日展に入選を果たしました。
彼の後期の作品はそれまでの特色からガラッと変わっており、「海」や「漁村」をモチーフとしたものが中心となっています。
色遣いにも彼独自の特徴が見られ、白と黒の2色を用いて描かれています。他の色はほとんど用いられることがなく、漁村の風景やそこに住む人々の原風景を克明に再現しているのです。
「黒」と「白」、相対する二色が織りなす世界観はそのシンプルさゆえに、私たちに語り掛けてくるものがあるでしょう。
「小野具定」が手がけた日本画には1枚につきおよそ5,000円から70,000円前後の買取金額がついています。
『小野具定』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
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