画家種類日本画
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考

「速水御舟」は大正時代から昭和時代初期にかけて活躍した日本画家です。

彼は1894年に現在の東京都台東区で生まれました。少年時代から絵に深い興味を示していた彼は高等小学校を卒業したのち、安雅堂画塾に入門しました。

ここでは大和絵をはじめ、尾形光琳や俵屋宗達といった過去の有名画家たちの模写を行い、その基礎力を養いました。

その才能は早いうちから開花しており、1911年に『室寿の宴』という作品で一等褒賞を獲得しました。そしてその作品は宮内庁に買い上げされるのです。当時まだ17歳の青年の作品を宮内庁が買い上げするというのは異例の事態でした。

1913年に院展にその活躍の場を移すと、1916年に出品した『洛外六題』が横山大観といった大御所たちに絶賛され、日本美術院の同人に推薦されました。

彼の代表作と言われる『炎舞』は燃え盛る炎の中で舞い踊る様子を描いた作品です。

燃え盛る炎には力強さがあり、その周囲を舞っている蛾はまるで生きているかのような躍動感を感じさせます。

生物学者でもあった昭和天皇はこの作品を見た際に「蛾の目が生きているね」と語ったと言うエピソードは彼の技術の高さを物語っているでしょう。

この作品は、重要文化財にも指定されるという栄誉を受けています。

画壇に突如彗星のように現れ、その話題を独占していった速水御舟、当時の大御所たちからも絶賛されていましたが、40歳という若さでこの世を去ってしまいました。

「速水御舟」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から300万円前後の買取金額がついています。

今も昔も日本における天才画家と称される彼の作品は掛け軸にしても、日本画にしても高額での買取りを期待できることでしょう。

『速水御舟』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。