画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「池田遥邨(いけだ・ようそん)」は文化功労章を受章し、倉敷市名誉市民にも選ばれた日本画家です。

彼は1895年11月1日に岡山県浅口郡で生まれました。小さいころから絵の才能があり、父親の仕事の都合で大阪に転勤してからは天彩画塾で洋画を学ぶようになりました。

彼が画壇に初めて登場したのは1914年で、この時に出品した水彩画『みなとの曇り日』で見事入選を果たしました。このとき彼はまだ弱冠18歳で、若き天才画家として将来を期待されるようになりました。

1919年には洋画から日本画に転身を果たし、そちらでも転身してから数か月で帝展に入選するなど、その圧倒的な才能を見せつけました。

そんな池田遥邨ですが、非常に凝り性な人物であったと言われています。

彼が日本画に転向して間もなく、ムンクの作品に魅せられた彼はあえてムンクが用いる洋画の手法を取り入れた日本画を製作し、出品しました。この時は残念ながら落選してしまいます。

年を取るまでは歌川広重の大ファンであり、東海道五十三次の道のりを3回も歩いて巡りました。その際には随所でスケッチを行っており、その数も膨大なものになりました。

この度の経験は彼の作品にも少なからず影響を及ぼしており、美しい風景画も多く存在します。

晩年は種田山頭火に魅せられ、彼の俳句を参考にしながらそれをテーマにした絵を描きました。

これだけの飽くなき探求心があったからこそ彼は天才と呼ばれ、その期待通りの作品を生み出し続けてこれたのでしょう。

「池田遥邨」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から100,000円前後の買取金額がついています。

日本画以外にも彼の直筆の書簡がオークションで5000円程度の金額で落札されたこともあります。

『池田遥邨』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。