種類 | 日本画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 高い~お宝級 | |
備考 | – |
「富岡鉄斎」は明治時代から大正時代にかけて活躍した儒教家であり、文人画家としての顔も持っていた人物です。
彼が生まれたのはまだ明治維新が起こる前の江戸時代・1837年1月25日でした。
父が学問に精通していた人物であり、そんな父の姿を見て育った鉄斎はそんな父に憧れて学問の道を歩んでいくこととなります。
幼いころに難聴になるという苦難に見舞われながらも非常に勤勉なその姿勢は周りの大人たちを感心させるほどでした。
そんな彼が絵を描くようになったのは20代後半になってからで、実は描きたいという意欲に駆られてのものではありませんでした。
当時彼の生活は非常に苦しいものであり、生活費の足しにするために絵を描いていたのです。
この様な背景で描かれていたために初期の彼の作品は評価が高いものではありませんでした。しかし年を重ねて人生経験を豊かにしていくうちにその作品たちには言葉にできない深みを増していき、その人気を高めていきました。
そんな富岡鉄斎の文人画は自由奔放なスタイルで描かれている点が特徴的です。
彼自身が特定の画風を学んでいるわけではないため、その画風は日本画から洋画まで様々な側面を持っており、見るものによって異なる印象を植え付ける事でしょう。
また、彼の作品の多くには賛文が付け加えられており、文人としての彼の魅力も楽しむことができます。
「富岡鉄斎」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から500,000円程度の買取金額がついています。
模写であっても1万円程度の買取金額が期待でき、鑑定書の付いた肉筆の作品であればその価値は非常に高く、30万円以上の買取金額を望めることもあります。
必ず鑑定書をお持ちならばいっしょに持って行くようにしましょう。
『富岡鉄斎』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。