画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「富田渓仙(とみた・けいせん)」は明治時代から戦前にかけて活躍した日本画家です。

彼は1879年12月9日に福岡県博多市で生まれました。本名は鎮五郎(しげごろう)であり、彼の両親は素麺の製造業を営んでいました。

このように絵画とは無縁の環境で育った彼でしたが、絵に対する情熱は若いころから持っており、狩野派の衣笠守正と、四条派の都路華香にそれぞれ弟子入りし、技術を学んでいきました。

二つの異なる流派の絵画を学んだ彼でしたが、その知的好奇心は満たされることがなく、南画や仏画、禅画やさらには西洋画の技法にも興味を示し、それらを吸収していきました。

こうして様々な分野の絵画について学んだ彼の日本画の最も大きな特徴には「型にとらわれない自由奔放な画風を持っている」という点が挙げられるでしょう。

日本画や西洋画をはじめとする絵画にはそれぞれの技法やしきたりのようなものがあり、それらを組み合わせて作品を製作することはほぼありませんでしたが、彼はそのタブーを自らの手で破っています。

既にある画風の数々に対して反旗を翻した彼の作品は当時の人々を大変驚かせ、時に人々は彼のことを「異色の画家」と呼ぶこともありました。

現在では彼の作品たちは再度注目を集めており、彼の個展が開催されることもたびたびあります。是非一度足を運んでみてその特徴的な作品の数々に触れてみると良いでしょう。

「富田渓仙」が手がけた日本画には1枚につき3,000円から100,000円前後の買取金額がついています。

彼の作品で特に中古市場に出回っているものの多くは掛け軸になっており、その相場は最大で10万円前後と言えます。

また、素描の作品もまれに見られますが、そちらの買取金額は数千円と総じて低めに設定される傾向があります。

『富田渓仙』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。