種類 | 日本画 | |
---|---|---|
レア度 | ||
買取価格 | 高い~非常に高い | |
備考 | – |
「澁澤卿(しぶさわ・けい)」は1949年から2012年まで生きていた昭和後期から平成時代の日本画家です。
彼は都立目黒高校を卒業後、大伯父であった和田三造に勧められて東京芸術大学を受験しました。その際自らの技術を磨くために洋画家の大藪雅孝に師事しました。
研鑽が功を奏して無事大学に合格し、工芸科のデザイン専攻を卒業してからは日本橋高島屋においてデザイナーとして務めました。
デザイナーとして勤め始めたのは1974年からでしたが、彼はその年から3年間個展を開催しています。しかしこの時に展示されていた絵は後の彼の持ち味と言われる特徴は殆ど見られず、抽象的な人物画が中心となっていました。
そんな彼に人生の転機が訪れたのはそれから三年後の1977年でした。この年に澁澤卿は出家して日蓮宗の僧侶になったのです。これを機に彼はデザイナーとしての活動をすべて休止し、修行の日々に没頭していきました。
修行が終了した後は小田原女子短期大学の講師として公演を行う傍らで再び絵を描き始めました。
この頃から彼はモチーフとするものを抽象的なものではなく日本の風景など具体的なものに変更しています。
さて、澁澤卿の作品に共通してみられる特徴はなんといっても「優しいタッチで描かれている点」でしょう。
一見馴染みのある風景でも彼独自の優しいタッチで描き出すことによってそこにどこか懐かしさを感じさせるものに仕上がっています。
「澁澤卿」が手がけた作品には1つにつきおよそ50,000円から100,000円の買取金額がついています。
彼の作品の多くは定価が20万円から30万円の間になっているので、売却した際にはそれ以上の金額がつくことはほぼありません。
『澁澤卿』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。