画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「齋藤満栄(さいとう・みつえい)」は現在も活躍を続けている日本画家の一人です。

1972年に新潟県で生まれた彼は、24歳の時に多摩美術大学の日本画科を卒業しました。そして2年後には堅山南風の内弟子となります。

そこから堅山南風のもとで日本画にさらに磨きをかけていった彼は1978年の第33回春の院展に初入選を果たすとそこから立て続けに賞を受賞していきました。

これらの功績が認められ、2008年には日本画の個展を開催しました。

齋藤満栄が専門としていたのは日本画ですが、その中でも花鳥画を最も得意としていました。

例えば、文部科学大臣賞を受賞した『鉄線』では鉄線越しに見えるたくさんの花が描かれていますが、その中でもいくつかの花は少し違うタッチで描かれています。それによってその部分だけを強調するような形になっているのです。

花鳥画では花や鳥といった自然界の生き物の美しさに焦点をあてて描かれるのが主流ですが、彼は作品の中でその裏側にある、自然の生命力や力強さといった内面の部分を見事に表現しています。

これは他の花を描いた作品で如実に表れており、花の部分を殊更綺麗に描き出すことによって光の世界を表現し、その裏側に垣間見える茎や葉を影の世界として表現しています。

この2つの世界を対比させることによってあえて花の持つ光の部分を際立たせているのです。

「齋藤満栄」が描いた日本画には1点につきおよそ10,000円以上の買取金額がついています。

彼の作品は美術館に展示されているレベルのものも数多く存在するため、買取金額の上限は決めることができません。

非常に古い時代に活躍した人物でない関係上、保存状態により作品が大きく劣化していることも少ないので見つかれば高額での買取りが期待できるでしょう。

『齋藤満栄』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。