画家種類洋画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「ルソー(アンリ)」は日曜画家でありながら、多くの名作を生みだした芸術家として知られる人物です。

彼は1844年5月21日にフランス・マイエンヌ県のラヴァルで生まれました。高校は中退しており、法律事務所で一時期勤務していました。その後軍役の期間を経て、彼はパリ税関の職員となりました。

彼の画家としての活動のスタートは遅く、現存する最古の作品は彼が35歳ごろのものだとされています。これは彼が画家を本業とせず、余暇に絵を描いていたことが影響しているでしょう。

彼は税関に20年以上勤務していましたが、趣味である絵を本格的に集中するため、1893年には退職してしまいます。こうして年金生活を送りながら、彼は思う存分絵を描くようになったのです。

彼の代表作は『カーニバルの夜』や『戦争』といったものがありますが、実はその多くは退職したのちに描かれたものになっています。彼の心の余裕を表しているかのように、秀作が増えていきました。

ルソーの作風ですが、人物画を描いた場合にはその多くは正面から見た好事家真横から見た構図、さらには目鼻立ちはある程度統一されています。

また、風景画の特徴としては遠近法を用いることなく、見えた景色を丁寧に描いている点が挙げられるでしょう。

これらを見ると稚拙な技法で描かれているようにも思いがちですが、彼は美術の教育を受けていない日曜画家であり、自らこのような独特の境地に達したことは非常に高く評価されています。

彼の持っていた作風は後のキュビズムやシュールレアリスムを先取りしたものであったことからも彼の才能の高さが分かります。

「ルソー(アンリ)」が手がけた洋画には1枚につきおよそ15,000円から35,000円前後の買取金額がついています。

『ルソー(アンリ)』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,買取実績のある専門業者に申し込む

洋画など絵画はリサイクルショップでの買取りも可能です。

しかしリサイクルショップでは正確な鑑定はできず、数百円や1,000円程度の買取りになることがほとんどです。

骨董品を専門としている業者へ売る方が高く売れるのです。

2,査定は2社以上がおすすめ

骨董品専門業者であっても、査定には価格差が発生します。

業者によって高額買取りになる商品が異なるため、場合によっては数万円も金額が変わってきます。

そのため、2社以上で査定を受けることが高額買取りのポイントになります。

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