種類 | 焼き物 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~高い | |
備考 | – |
七宝焼(しっぽうやき)とは、世界的に伝統ある工芸技法で、土ではなく金属の上に釉薬を塗り上げ焼成するという手法に特徴があります。
アフリカや中近東で生み出された技法が中国に、さらには日本へと伝来してきたとされており、世界の極めて広い地域に栄えた技法とも言えるでしょう。
金属を焼成して作るだけに用途が非常に広く、宝飾品から食器、家具から勲章などに至るまで加工を施すことができるのも特徴の一つです。
日本においても中世期までにはこの技法が知られるようになり、江戸時代には大いに栄えました。
刀剣から建築物まで、その特別性を強調する際に用いられることも多く、また七宝と言ってもその技法は多岐に及び、絶えず進化を続けてきました。
線を中に入れ込む「有線七宝」など、時代が進むごとにその技法は絢爛としたものとなり、人の目を楽しませています。
まず素材を空焼きして、それから酸で洗い、釉薬を調合して塗りこみ焼成し、再び酸で洗い焼成し、と、実に手間がかかりますがその美しさは今なお特別です。
その製法の特別さもあり、中古市場でも高い人気を保っています。中でも骨董として価値の高いものは、来歴が古いものとなってきます。
買取相場は数千円から3万円程度、名工の作品で30万円程度の買取価格となっています。
銀など高価な下地が用いられていた場合、小さなカップでも高額買取りとなります。
また、金属作りでありますので、陶製の茶器などに比べれば頑丈ですが、反面へこみなどの状態の悪化には注意する必要があるでしょう。
高級ブランドが作ってみたものや真珠と合わせた小物でも数万円からという高値が狙えるのが七宝焼の特徴です。お持ちの方は是非鑑定をオススメします。
『七宝焼』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,専門の骨董品買取業者で鑑定
焼き物の買取りはリサイクルショップでも可能です。
しかし鑑定には高い専門知識が必要なため、リサイクルショップでは正しい価値で買取りされない可能性があります。
正しい価値で売るなら骨董品買取業者がおすすめです。
2,高く売るポイントは2社以上
骨董品買取業者の査定額は、お店によって価格差があります。
例えばあるお店が3万円でも、他のお店では6万円だった、というような価格差になった例もあります。
高く売るのであれば、2社以上の査定をして高いお店を見つけましょう。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。