種類 | 日本画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 高い~お宝級 | |
備考 | – |
「横山大観」は明治時代から昭和時代にかけてその名を日本中に知られた日本画家であり、近代における日本画壇における巨匠とも言われる人物です。
明治元年に現在の茨城県水戸市で生まれた彼は、中学校時代からすでに絵画に興味を持っており、自ら東京美術学校を受けることを決意し、その第1期生となりました。
同校を卒業したのちは京都市の美術工芸学校で講師として勤務していましたが、その後東京美術学校の助教授としてしばらくの間勤務しました。
しかし彼が師と仰いでいた当時の校長・岡倉天心が失脚すると彼は自ら辞職し、日本美術院に参加しました。
この日本美術院は彼の創作活動を語るにおいて絶対に外すことができないものであり、日本画家でありながら西洋画の技法を積極的に取り入れる方法を研究しました。
その結果、当時東洋画において最重要とされてきた輪郭部分を「線」で描くという行為を必要最低限に抑えた没線彩画を研究していきました。
線による表現を抑える代わりに、色の濃淡といったものだけで色彩を表現するものは非常に画期的でしたが、当時の日本の画家たちには受け入れられませんでした。
そこで大観は自らの活動拠点を海外に求め、様々な国で個展を開いていきます。西洋画の技法を取り入れた大観の新しい日本画は、海外で高い評価を得ました。
海外での評価が高くなるにつれ、日本国内でも彼の技法が見直されることとなり、国内の評価も高まっていきました。
現在、彼の考えだした線による輪郭を最小限に抑えた技法は「朦朧体」と呼ばれています。
作品の買取価格は複製画で数万円、真筆で数百万円から数千万円程度となっています。
日本画壇の巨匠らしく、その買取金額は非常に高くなっています。
『横山大観』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
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