画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「八木幾朗(やぎ・いくろう)」は現代を代表する日本画家の一人です。

彼は1955年に静岡県で生まれました。中学校・高校時代から手先が器用であり、特に絵を描くことが好きだった彼は1982年多摩美術大学大学院を修了しました。

現在では母校となって同大学で教鞭をとっており、未来を担う日本画科の生徒の育成に励んでいます。

1980年代から1990年代には数々の受賞歴を誇っており、創画展創画会賞などを3年連続で受賞しています。

そして取り組んだ作品の幅は非常に広く、日本画だけでなく、掛け軸やオブジェ、屏風絵などといった様々なジャンルの作品を作り出しています。

さて、そんな八木幾朗の作品の魅力は伝統的な技術に裏打ちされた斬新な表現力にあります。

伝統を重んじるだけでなく、現在の絵画に対してまるで疑問を提起するかのような作品の数々を世に送り出し、多くの画家たちに刺激を与え続けています。

この傾向が最も顕著に表れているのは目展に出品された「LA VILLE(町)」という作品です。

この絵の中で、画面中央から右側は車やバスが電信柱に衝突したり町が海の中に沈みゆく様子を見て取ることができます。

一方で、左側にはほぼ何も描かれておらず、魚や貝などが少々みられる程度になっています。そしてここには「人」は一切登場していません。

この絵画は人々が作り出した文明都市と、そこに隣り合わせにある危険性を同時に私たちに教えてくれているのです。

「八木幾朗」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から70,000円程度の買取金額がついています。

インターネットオークションを見ても出品は殆ど見られず、中古市場での希少価値は比較的高くなっています。

『八木幾朗』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。