種類 | 日本画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~高い | |
備考 | – |
「入江波光(いりえ・はこう)」は明治時代終盤から昭和時代初期にかけて活躍した日本画家です。
彼は明治20年に京都府で生まれました。本名は幾治郎であり、のちに雅号として名乗るようになったのが「波光」という名前でした。
そんな彼の画風を決定づけたのは京都府から外国への出張に行くようにと命を受けたことです。
このとき彼はイギリス、アメリカ、イタリアの三カ国を訪れています。とくにイタリアでは西洋画の壁画に主に利用されている「フレスコ」に強い影響を受け、彼自身の作風にもそれを反映させていきました。
そんな日本画の技術とフレスコの技術を組み合わせて完成させる彼の作品には特徴的な「光」が存在します。
通常の絵ですと、光は外部から降り注ぎ、対象物を照らすものというイメージを持ちます。
しかし彼の日本画では光は外部からではなく内部からにじみ出るものとしてモチーフとなっているものが本来持つ魅力を引き出しています。
以上のように特徴的な画風で人気を博した波光でしたが、昭和15年からは文部省から法隆寺の壁画の復元を依頼され、その仕事に没頭していきました。
しかし彼はその完成を自らの目で見ることなく、この世を去ってしまいました。
晩年は日本画は描かず、水墨画など別ジャンルの絵画においても才能を発揮しましたが、作品数そのものは少なめに抑えられています。
「入江波光」が手がけた日本画には1枚につきおよそ5,000円から50,000円以上の買取金額がついています。
彼の作品はインターネットオークションを見ても出品されていることはほぼなく、その希少価値の高さを物語っています。
また、晩年は前述の通り法隆寺の模写に専念していたため、作品数もそこまで多くないこともさらにその価値を高める要因となっています。
『入江波光』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。