画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「鳥山玲」は現在も活躍されている女流日本画家であり、新しい発想や試みを盛り込んだ作品を数多く発表している人物です。

彼女は1956年、東京都品川区で生まれました。東京藝術大学で日本画を専攻し、今は亡き平山郁夫に師事しました。そのほかにも吉田義彦や下田義寛といった名だたる画家たちに教えを受けました。

彼女が近年手がけた作品として2011年に完成した福岡県博多氏にある東長寺五重塔の内部荘厳画が挙げられます。

これはおよそ3年間もの月日をかけた大作であり、彼女はこれについて「たくさんの絵で一つの空間をどういう風に見せるかを考えるのに最も苦労した」と述べています。

空間の表現を迷っていた彼女はここで驚きの行動に出ました。

なんと自分のアトリエに本尊の内部や四天柱まで正確に再現した原寸大の模型を作ったのです。

現物と同じ空間の中でどのような印象に見えるかを一つ一つ研究していきました。金箔一つつけるのにも付けたりはがしたりといった工程を丁寧に行っています。

その結果完成した内部荘厳画は、荘厳さと優美さや煌びやかさといったバランスに非常に優れたものになっています。

この絶妙のバランスを実現できたのは、まさに彼女が真剣に絵に向き合い、一つ一つの工程を丁寧にこなしていったからなのです。

現在も精力的に制作活動を行っており、今の時代を反映した新しい表現を用いた作品を世に送り出しています。

これらの功績が認められ、作品の中には外務省が買い上げたものも存在し、さらには出身の品川区で個展を開催した際にはフレーム切手『鳥山玲の世界-う・つ・し・み-』の題材にもなりました。

「鳥山玲」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から100,000円前後の買取金額がついています。

『鳥山玲』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。