画家種類日本画
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考

「平山郁夫(ひらやま・いくお)」は多くの芸術家を輩出した東京藝術大学の学長を務めたこともある人物であり、日本画家としても活躍した人物です。

彼は1930年に現在の広島県尾道市に生まれました。旧制広島修道中学に在学していた時代はちょうど太平洋戦争の真っただ中であり、原爆によって被災しています。

第二次世界大戦が終了後、彼の祖母の兄からの強い勧めで東京藝術大学に入学し、既に日本画家として活躍していた前田青邨を師と崇めるようになりました。

大学卒業後は同大学で教授の助手を務めていましたが、原爆の後遺症で一時期は生死の境を彷徨うようになりました。

この時期に三蔵法師をモチーフとした代表作『仏教伝来』を完成させ、これが院展に入選したことによってこれ以後の彼の作品は仏教をテーマにしたものが増えていきます。

仏教をテーマにした作品の数々を製作していく中で、それを日本伝えていく過程にあったシルクロードや中国に対する関心も持つようになり、中国やヨーロッパに至るまで様々な国々を訪れるようになりました。

以上のことから、彼の生み出した作品の多くは「仏教に関する作品」と「仏教伝来の過程にあるシルクロードに関する作品」の二種類に大別することができます。

国内のみならずその活動は特にアジア地域で認められており、高句麗時代の古墳などを世界遺産登録に導いた功績で韓国政府から表彰されています。また、中国政府からの評価も非常に高い人物です。

原爆の恐ろしさを体験している彼だからこそ、世界の平和を誰よりも願い、積極的にそれに向けた活動を続けていきました。

「平山郁夫」が描いた版画には1枚につきおよそ10,000円から100万円前後の買取金額がついています。シルクロードに関する絵画は数千万円の値がつきます。

『平山郁夫』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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