画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「武者小路実篤(むしゃのこうじ・さねあつ)」は明治時代後期から昭和時代にかけて活躍した有名な小説家ですが、実は日本画家としての顔も持っていました。

1885年に東京都で生まれた彼は、幼い頃は文章を書くことを非常に苦手としていました。学習院の中等科にいる時に留年していた志賀直哉と出会い、彼の人生は大きく変わっていきます。

1906年に東京帝国大学(現在の東京大学)に入学してから志賀直哉らと「十四日会」を結成し、創作活動を行っていきました。

その4年後には文学者としての彼の知名度を大きく上げた「白樺」を創刊し、後に白樺派の代表作家であると言われるようになりました。

以上のように文学者としての地位を盤石にした実篤は40歳を過ぎたころから芸術に関心を示すようになり、数は少ないながらも日本画を描き始めました。

彼の画風を一言で表すならば「包み込むような優しさを持っている」という事が出来るでしょう。

戦時中には戦争賛成論者として過激な活動も行っていた彼ですが、美術作品を見ているとその内面は実は優しく、包み込むようであったことが分かります。

現在の私たちは、日々生きていく中で様々なストレスにさらされています。そんな私たちにとって実篤の絵は癒しとなりうる、ストレスへの特効薬になり得るかもしれません。

日本画家としての彼の代表作には『仲良きことは美しき哉』などがありますが、美しい絵画とともに彼の文章が添えられており、文豪として知られる彼の魅力も同時に味わうことができます。

「武者小路実篤」が描いた日本画には1枚につきおよそ3,000円から100.000円程度の買取金額がついています。

『武者小路実篤』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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