画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い~非常に高い~お宝級
備考

「田中一村」は没後に人気が出始め、現在も高い人気を誇っている日本画家です。

彼は1908年7月22日に栃木県で生まれました。幼いころから絵の才能は突出しており、7歳の時には児童画賞で賞を獲得しています。このころは中でも水墨画を得意としており、「神童」と呼ばれていました。

豊かな才能を持つ彼は現在の東京藝術大学に進学しますが、家庭の事情で退学してしまいます。父親が病に伏したことで一家の生活も苦しくなったため、自ら南画を描いてそれを売ることで生計を立てていました。

やがて日本画に魅せられていった彼は自らの思うままに『蕗の薹とメダカの図』という作品を完成させます。

しかしこれは周りからの評判が芳しくなく、世に出ることはありませんでした。これを機に彼のスランプとも呼べる時期が始まりました。

幾度もなく院展に出品しながらも連続で落選していった彼は自らの技術の見直しをするためにスケッチ旅行に出かけます。この時奄美半島の美しい景色に魅了された彼は、奄美半島に移住することを決定したのです。

しかしこうした努力もむなしく、作品は世の人々に認知されることなく彼はこの世を去ってしまいました。亡くなった当時も無名画家であり、個展の開催もついに実現しませんでした。

こうした評価が一変したのは彼が亡くなってからで、南日本新聞やNHKが彼の作品を取り上げたことで一躍有名になりました。

細部まで細かく描写されたリアリティ溢れる作品の数々がついに世に出て行ったのです。

彼自身が生前奄美半島の自然をこよなく愛していたことから、この半島の自然を描いた花鳥画を多く残しました。

「田中一村」が手がけた日本画には1枚につきおよそ6,000円から250,000円前後の買取金額がついています。

『田中一村』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。