竹彫種類ブロンズ・彫刻
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

竹彫(たけほり)とは、その名の通り竹を材料として彫り込んだ彫刻の一種です。ブロンズなどの金属像ではなく、木彫りの一種と言えるでしょう。

その起源は文化レベルが高く、竹が非常に豊富な中国だったとも言われ、元々竹細工の盛んだったことを下地に、明や清の時代に竹彫として開花したとされています。

特に名君による治世が長かった清代の前期のものは極めて高い評価を受けているようです。

世界中に群生し、「わびさび」を重んじる千利休が茶器に積極的に導入して以来、日本でも竹に注目が集まりましたが、竹彫の充実ぶりの面では中国が優れています。

中身が空洞の竹を素材とするからか、時には一層だけではなく、何層にも積み重ねる精妙を極めた造作がなされているものも多く、価格にも影響していますね。

また、竹の地上にある「筒」を使うものと、「根」を使うものがあり、グイグイ伸びる筒ではなく、成長の遅い根を使った「竹根」ものは特に珍重されています。

また、単体の芸術品としてはもちろん、家具の装飾に用いたり、印鑑の素材に使ってみたりと、他のもののデザインを活かすにも向いています。

鉱物のように掘り出される機会を待つ必要がなく、場合によってはすぐにでも原料が調達できるのも魅力ですね。

今では安価で独特の味わいがある竹製品は、非常に馴染み深いものになっているだけに、竹彫もまた人気があります。

買取相場は数千円から6万円程度、名工の作品で10万円程度の買取価格となっています。

小型なものでも10,000円前後以上、竹彫装飾付きの家具なら数万円を超える買取価格が望める骨董なので、機会があったら鑑定してみることをオススメします。

しかし、とにかく原料が多く、機械的な加工も容易な素材でもありますので、安価なコピー品や贋作には注意が必要です。

『竹彫』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品買取業者を選ぶ

ブロンズ・彫刻は高額買取りになるものが多いです。

しかしリサイクルショップでは正しい価値はわからず、1,000円などの低価格で買取りされてしまいます。

高く売るのであれば骨董品買取業者がおすすめです。

2,高額買取りのポイントは2社以上

実は査定額は買取業者はどこでも同じというわけではなく、金額差があります。

高額な品物だとその金額差も数万円と大きくなることがあります。

高額買取りをするのであれば、2社以上の査定を受けて最も高い業者へ売るのがポイントです。

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