種類 | 日本画 | |
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レア度 | ||
買取価格 | 少し高い~高い | |
備考 | – |
「高山辰雄」は日本芸術院賞や文化勲章などを受賞した経歴を持つ日本画家です。
彼は1912年(明治45年)6月26日に大分県大分市で生まれました。1931年から現在の東京藝術大学に入学し、1936年に卒業しています。
当時の卒業制作で描いた『砂丘』という作品は一見洋画のように見えるタッチで描かれた作品で後の彼の画風と呼ばれるものとは程遠い特徴を持っています。
画家として活動していく中で、戦後の1946年、ゴーギャンの伝記を読んだことで彼の作風に変化が訪れます。ゴーギャン作品や生き方に感銘を受けたためか、彼の画風を模倣した作品を制作するようになったのです。
この画風の転換は功を奏し、1946年の日展では『浴室』という作品で特選に選ばれました。さらには1949年にも特選の名誉を獲得しています。
日展は彼の活躍の舞台となり、東山魁夷、杉山寧と並んで戦後における日展三山の一人に数えられるようになりました。
彼の代表作と言われているものは2つあり、「家族シリーズ」と「裸婦シリーズ」です。いずれのシリーズも家族のあり方や人間のありのままの姿を描き出すことによって人間の内面に肉薄する作品となっています。
晩年になるとさらに作風が変化しており、日本画と洋画という垣根があることにそもそも疑問を呈しています。彼は独自のタッチで日本画と洋画の特徴をどちらも持っている作品を作り始めたのです。
人間や風景をはじめとして、独自の視点から生命を吹き込んでいった高山辰雄、彼の作品からは神秘的な雰囲気を感じることができる事でしょう。
「高山辰雄」リトグラフ作品は1枚につきおよそ20,000円から50,000円前後の買取金額がついています。日本画は200万円前後、高いもので1,000万円程度となっています。
『高山辰雄』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,骨董品専門業者がおすすめ
日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。
しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。
高く売るには骨董品専門業者が無難です。
2,高額買取りなら2社以上
日本画の査定額は買取業者によって異なります。
ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。
そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。
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