画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「鈴木紀和子」は昭和時代後期から現在も活躍し続けている女流画家です。

1957年に東京で生まれた彼女は30歳近くになって東京藝術大学の日本画科を卒業しました。

それから2年後の院展で初入選を果たすなど、早いうちからその才能を世に認められていました。それから数多くの作品を出品しており、その多くは全国の美術館に所蔵されています。

また、外務省に作品を買い上げされるなど、公的にもその画力の高さは高い評価を得ているのです。

そんな鈴木紀和子が得意とするのは「花鳥画」です。花や鳥をありのままの姿で描き出す花鳥画は確かなデッサン力を必要とするジャンルですが、彼女は非常に高いデッサン力を持っており、まるで生きているかのような躍動感を描き出しています。

特に院展初入選30周年記念で描かれた『誘い』はしだれ桜をモチーフとしており、中心となる幹だけでなく枝や桜の花びら1枚1枚と細部にわたるまで精密に描いています。

また、花びらの色にも工夫が凝らされており、同じ色となるものが1枚もないなど、この点でもリアリティを追求しています。

全体としてしだれ桜が持つ生命の強さや輝きを忠実に表現した1枚に仕上がっています。

「鈴木紀和子」が描いた作品には1点につきおよそ10,000円から50,000円前後の買取金額がついています。

いまだに作品を製作し続けている関係上、希少価値はそこまで高くはないと言えます。

彼女が手がけた作品の中では『海へ』と『飛来』の2作品がやや高値で買取りされる傾向があります。

もしお持ちの絵の裏面にこれらのタイトルの記載があった場合には売却のチャンスと言えるでしょう。

その他にも花鳥画は彼女の真骨頂と言えるもので、売却できる可能性があります。

『鈴木紀和子』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。