画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「椎名保(しいな・たもつ)」は現在も活躍を続けている作家で日本美術院に所属している日本画家です。

1958年に千葉県で生まれた彼は、26歳の時に東京藝術大学日本画科を卒業しました。卒業後は同大学の大学院に進学し、自らの日本画をさらに極めていきました。

大学院を修了した翌年には有芽の会に出品した作品が法務省に買い上げされるなど、当時その画力は早くも認められつつありました。

1990年代になると院展で立て続けに入賞を果たし、その実力の高さを世に知らしめた彼はやがて海外にもその目を向けていくこととなりました。

1996年にはハンガリーとオーストリアの2カ国で開催されたジャパンフェスティバルに招待出品します。この時海外の人々からも高い評価を獲得しています。

さらに2000年からドイツ・オーストリアに留学した際には当時オーストリアで大統領を務めていたトーマス・クリスティル氏に肖像画を献上しました。

彼の作品を見ていくと、「光」と「影」の射し方や使い方が印象的であることが分かります。

『光華』というタイトルがつけられている作品では山と海を中心に描きながらも、そこに降り注ぐ光が印象的です。雲間から射しこむように降り注ぐ光は非常に神秘的な雰囲気を演出しています。

一方で千葉県茂原市立美術館が収蔵している『雪の日に』では一転して「影」の部分を強調して描いています。

複雑な構図にせず、あえてシンプルなものにすることによって振った直後の雪の柔らかさを表現しており、雪に埋もれている状態の枝の影を強調して表現しています。

「椎名保」が手がけた日本画には1枚につきおよそ4,000円から50,000円前後の買取金額がついています。

『椎名保』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。