画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「佐倉功起」は日展と日春展合わせて30回以上の入選歴を持つ日本画家です。

彼は1931年(昭和6年)に岐阜県で生まれました。
彼が画家として表舞台に登場したのは1957年のことで、彼が26歳の時でした。日展において初めて入選を果たしています。

しかし入選したことに満足せず、さらなる可能性を模索していくために大山忠作に弟子入りしていきました。

ここでの研鑽が功を奏したのか、結果的に彼は上記のように30回以上の入選を果たしていくこととなるのです。

そんな彼が最も得意としていたのが写実風景画です。大自然にあるものの中でも特に山岳や湖、川をモチーフにしていることが多く見られます。

特徴的なのは新緑や紅葉といった「木」の描写が非常に繊細で、写実的な点です。

新緑を描いた作品ですが、躍動感のある描写になっており、風が吹いたなら今にも動き出しそうな緑を見ることができるのです。

彼の作品の一つである『湖畔の桜』はこの特徴をよく表しています。

湖畔に咲く少しの桜を描き出した作品ですが、桜以上にその周りにある新録の部分に目が奪われます。

新緑の部分が美しく、写実的に描かれているからこそ中心部にひっそりと描かれている桜の存在感をさらに高めているのです。

特に新緑薫る春の時期に飾ってあげることで季節感ぴったりの部屋を演出することができる事でしょう。

彼は豊かな自然のありのままの姿を描き出しています。彼は新緑のほかにも雪化粧の稜線にも着目しており、冬の時期の風景画を描かせても天下一品です。

風景が持つ香りまで届けてくれそうな、そんな作品だからこそ今も人々の心を魅了し続けるのかもしれません。

「佐倉功起」が手がけた日本画には1枚につきおよそ5,000円から55,000円前後の買取金額がついています。

『佐倉功起』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。