画家種類日本画
レア度
買取価格少し高い~高い
備考

「大矢十四彦(おおや・としひこ)」は現在日本美術院の特待であり、院展の常務理事を務めている人物です。

彼は1940年に新潟県で生まれました。1962年に日本画の技術を学んだ東京藝術大学を卒業すると、様々な作品を出品し、高い評価を得てきました。

彼が主に活躍したのは院展で、合計38回もの入選歴を誇っています。また、日展でも2度の入選を果たしており、その技術の高さは全国的に認められているといっても過言ではありません。

そんな大矢十四彦が最も得意としているのが牡丹や花菖蒲といった花々をモチーフとした作品です。彼自身がこよなく花を愛しており、その作品の数々にも彼の愛情を見て取ることができます。

花を描くことについては現代の日本画家の中でも突出した技術を持っており、その技術を伝えるべく本を執筆したこともあります。

彼の作品の一つである『牡丹』では1枚のキャンバス上に1輪の牡丹の花を大きく描いています。

そこには花びらごとにきちんとかき分ける丁寧さと、花を愛し、花をよく観察してきた彼だからこそ描き出せる精密な描写が印象的です。

葉っぱや花びらの1枚に注目してみても、そこには立体感があり、目の前で牡丹の花を観賞しているかのような感覚にさせてくれることでしょう。

「大矢十四彦」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から70,000円前後の買取金額がついています。

中古市場に出回っている作品の多くは花をモチーフとしたものであり、彼の魅力が特に光るものについては高額での売却を期待できることでしょう。

彼の作品にはどこかに「彦」という文字の落款が施されており、本人の作品であることを示す指標になるかと思います。

『大矢十四彦』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。