画家種類日本画
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考

「大橋翠石(おおはし・すいせき)」は精密な背景表現が特徴的な須磨様式を完成させた日本画家です。

彼は1865年に岐阜県で生まれました。幼少の頃からよく絵を描いて遊んでいた彼は天野方壷や戸田葆堂に師事していく中で、日本画の基礎を学んでいきました。

彼の作風にも大きくかかわる運命的な出会いを果たしたのは関東大震災の直後のことで、見世物小屋で虎を実際に見たことがきっかけでした。

虎の姿のたくましさや強さに感動した彼はこれ以後虎をモチーフにした作品だけを生み出し続けることになります。

彼自身のちに「虎の翠石」と呼ばれるようになり、虎を描かせたら日本国内で最もうまいとまで言われるようになりました。

その作品は非常に写実的であり、絵の中から今にも出てきそうなくらいのリアリティを持っています。遠目から見た姿だけでなく、間近で見たとしてもそのリアリティは薄れることがなく、虎の毛並みの細部まで描いています。

彼自身毛並みまで描いていることには自信を持っているようで、「もし自分の作品を模写したとしても、この毛並みを再現できなければ自分の作品を超えることは出来ないだろう」と語っています。

彼の描き出す虎は日本だけでなく海外でも絶賛されており、1900年のパリ万博では優勝金牌を獲得しています。

その後もセントルイス万博、日英博覧会でも金牌を受賞するなど、その人気は世界的なものとなりました。

他にも明治天皇や朝鮮王朝に絵を献上した実績を持っています。

「大橋翠石」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から200,000円前後の買取金額がついています。

日本画のみならず掛け軸や屏風絵といったものも手掛けており、特に屏風絵をお持ちの場合には上記以上の金額になる可能性があります。

『大橋翠石』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。