画家種類日本画
レア度
買取価格高い~非常に高い
備考

「小田原千佳子(おだわら・ちかこ)」は現在も日本橋三越本店を中心として各地で個展を開催している女流日本画家です。

彼女は1950年代に東京都で生まれました。成長していくにつれて絵に対する思いが強くなった彼女は1981年に大学を卒業しました。

その際に卒業制作として作った作品は東京外国語大学に買い上げされるなど、学生時代から他行からも注目されていた人物でした。その後は東京藝術大学の大学院に進んで自らの日本画の可能性をさらに広げていきます。

このように日本画家としての地力を着実につけていった彼女は1987年に行われた春の院展で初入選を果たし、華々しく画壇デビューをしています。

1995年にはイタリアで開催された日伊文化交流展にも出品しており、海外でもその作品たちは話題となりました。

さて、小田原千佳子の作品で最も有名なものは「子ども」をモチーフとした作品でしょう。中でも少女を題材とした作品が多く、愛くるしい子どもらしさを女性らしい優しいタッチで描いています。

彼女の描き出す子どもたちは、子どもの持つ無邪気さに加えて幼児が本来持つ大人とは異なる肌の質感まで忠実に再現しています。

2007年に絆の会で出品された『草笛』、「わたげ」といった作品たちは彼女の持ち味を最大限に生かしており、自然にあるものを使って遊ぶ子供たちのかわいらしい様子が描かれています。

現代において「子どもを描き出す」という一点に関する技術は他の追随を許すことはなく、彼女は今もなおその手法や精神性を追い求めているのです。

こうした向上心を持つ彼女だからこそ、時が移れど彼女の描く子どもの姿はその本質をとらえ続けることができる事でしょう。

「小田原千佳子」が手がけた日本画には1枚につきおよそ10,000円から200,000円前後の買取金額がついています。

『小田原千佳子』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,骨董品専門業者がおすすめ

日本画はリサイクルショップで買取りを受付けているお店もあります。

しかしリサイクルショップへ高額商品を購入しに来るお客はいないため、買取り金額もかなり低くなります。

高く売るには骨董品専門業者が無難です。

2,高額買取りなら2社以上

日本画の査定額は買取業者によって異なります。

ある業者が5万円だったとしても別の業者では10万円ということが実際によくあります。

そのため高額買取りをするなら2社以上で査定を受けることが重要です。

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